入園しましてじんましん

子どもが幼稚園に入った。先週火曜日に入園式があり、僕も父親として出席した。僕は初めて子どもが通うことになる幼稚園のなかに入った。ぴっかぴかの教室、というわけではないが、やさしい空間だった。

翌日から３日間は毎日元気に通ってくれた。しばらくは毎日午前中１時間だけのクラスだが、母親からも離れて子どもたちだけで遊ぶ時間を先生方がやさしく見守ってくれる。

子どもは泣くこともなく、みんなと遊んだようだ。これには妻も僕も正直少しほっとした。

土曜日はプール。最初は泣いたらしいが、また水に入る段になって泣き止み、あとはリーダーやお友達と楽しんでいた。

しかし、その後になってちょっとした異変が起きた。体中にじんましんが出て、夜になると熱も出て、一時少し痙攣を起こした。やっぱり緊張してたんだね。

日曜日もマシンは続いたが、本人は痒がりはするものの至って元気だった。一応、休日診療所を受診して薬をもらった。その後は少し腫れが出るものの、熱は治まり、幼稚園には元気に通っている。

僕は、ちょうど２つの仕事が重なり、日曜日の夜は久しぶりに明け方まで、会社の偉い人に成り代わってある原稿を書いた。

翌朝、海外に発つ直前の偉い人に、それこそ走り書きに等しいその原稿を見せたら、あっさり「これでいい」だった。こういうのはあとがコワいものだが、まあとりあえず少し肩の荷が下りた。

今日家に帰ってみると、妻が幼稚園の先生との連絡帳のやり取りを見せてくれた。なんとも微笑ましい内容だった。先生と妻と子どもに「ありがとう」。