関東地方は春の嵐。天気予報で土曜日の午後から風と雨が強くなるとは知っていたけど、風ほとんど台風並みのが吹き荒れたのには驚いた。
強い風が吹き付けるたびに、家が震度1〜2程度の揺れを起こす。おかげで土曜日の日中はお出かけができなかった。
本当はその時間に、最近赤ちゃんが産まれた職場の同僚の人をお招きする予定だったのだが、さすがに今回は遠慮していただいた。まあ結果的にはよかったと思う。また来てくださいね。
日曜日はうってかわって春の陽気。午前中は久しぶりに庭の植え込みを時間をかけてきれいにした。古い枝葉や落ち葉や雑草を取り除く。早くも新芽をふいているのを見るのは嬉しいもの。まだ芽吹きがないものには大丈夫かいと声をかける。
作業をしている間、子どもは近所の子ども達に遊んでもらった。おかげで作業ははかどる。少し言葉ができるようになったので、子ども達も反応を確かめながら楽しんでくれている。
お昼を食べがてら、元町の外れにある大きなホームセンターに出かけた。妻と子どもは電動自転車で行き、僕はその後を歩いて追いかける。またウォーキングをさぼったので、まあその代わりということにする(ああダメだなあ・・・)。
ガーデニング関係もたくさん扱っているので、庭を造って以来3年間まともに植物が育ったことがない、鬼門の(?)大型ポットに植える苗木をさがした。
当初は金柑はどうだろうねという話し合いだったのが、実際に苗を見てみるとやっぱりこれは観賞という意味では違うな(みかんの産地で育ったので柑橘類の葉っぱを見ると、どうしても畑を連想してしまう)と思った。
結局、この時期にたくさん苗が出回るブルーベリーの木を植えてみることにした。60cmほどの苗に芽が少し出ているものが800円だった。
帰りは僕が歩いてきた道を帰ることにした。経由した代官坂で見かけたカフェが気になったので妻を誘いたかったのだ。
代官坂の
Paty Cafeは元町の賑わいからは少し奥まったところにある。赤いドアを開けると、こじんまりと落ち着いた空間がある。
ちょうど子どもが自転車の後ろ席で寝てしまい、お店が用意してくれたミニソファーの席をベッド代わりに贅沢に使わせてもらった。
子どもには悪いと思ったが、それぞれが好きなケーキセット(妻はフルーツタルト、僕はベイクドチーズケーキ)を頼んでゆっくりゆっくり味わった。お味は素晴らしかった。
国産小麦100%で天然酵母から作ったパンも評判がいいらしく、ランチメニューも魅力的だった。お店の壁には若手の俳優やモデルやタレントの色紙が並んでいた。
ケーキが終盤に差し掛かったところで、妻が子どもを起こしてあげたので、彼も少しばかりおいしいお裾分けにあやかれた。お店に置いてあったぐりとぐらの絵本を読んであげた。
家に戻ったのは午後4時頃だった。さっそくブルーベリーをポットに植え付け。今度はちゃんと水やりもしっかりしよう。でもブルーベリーって違う苗を一緒に植えないとなかなか実がならないのだとか。
近所の子ども達がまた外で遊んでいたので、うちの子どももまた一緒に遊んでもらう。
こうして4月最初の日は暮れていった。
年度末は会社のようなところではいろいろと変化があったりするものだが、今年はいままで以上に何も変わらずという感じだった。こういうのはよくない。
残念だったのは、以前の職場で一緒に仕事をした人から、末日になって急に「実は今日いっぱいで退職します」というメールをもらったこと。まだずいぶん若くて、それなりにいいものを持っている子だったんだけどねえ。今後の幸せをお祈りします。
久しぶりにビル=エヴァンスの"Paris Concert"を聴いている。やっぱりいいよなあ、これ。
The Paris Concert, Edition 1 - ビル・エヴァンス(iTunes Store)