9/23/2012

修善寺虹の郷

23日の秋分の日が日曜日ということで、会社が気を利かせてか、その前の金曜日を休暇にしてくれた。そんなのんびりしている場合かな、という気もするのだが決まってしまったものはしょうがない。

この3連休を利用して、修善寺に1泊2日の家族旅行に出かけた。夏休みもどこへも行ってなかったしね。今回はその一部を写真でご紹介。

子どもの幼稚園が終わって、そのまま横浜駅から特急踊り子号で修善寺へ。しかし、毎度思うのだが静岡県に入るとICカード"Suica"が使えない。いつまで意地を張るのか・・・。

修善寺でお世話になったのは「かんぽの宿修善寺」。ニュータウンという住宅街のど真ん中にある。

建物は決して新しくはないが、露天風呂はきれいで温泉の質も温度もちょうどよく、料理もまずまずの味で満足できた。久しぶりに地元の日本酒をいただいた。部屋からは富士山も見える(右下です)。
翌日朝食バイキングで腹を満たして、向かった先は「修善寺虹の郷」。宿からは2kmほどの距離にある、山中に作られたテーマパークである。自然と文化をテーマにした広い園内にはいろいろな村が点在する。

ゲートをくぐって最初にあるのは「イギリス村」。近衛兵とスコットランド民族衣装を着た大きなベアがお出迎え。
クマさんにチューするというので子どもを抱きかかえてやったら、いきなり頭突きをお見舞いしてました(笑)。ごめんねクマさん。
こういう綺麗な洋館と庭園が整備されていていい雰囲気である。
虹の郷を訪れた最大のお目当ては、園内を走る「ロムニー鉄道」。

イギリスで実際に使われている15インチゲージの鉄道で、英国製オールハンドメイドの蒸気機関車3台とディーゼル機関車2台が、1キロ先にあるカナダ村との間を毎日せっせと客車を引いている。

真っ先に行った車両基地にて。子どもはもうクギ付けである。もちろん全部ちゃんと石炭を炊いて走る本物の蒸気機関車です。
館内の博物館にあった鉄道模型のジオラマにご満悦。この日はとても空いていて居心地がよかったでありやす。
この日運行していたディーゼル機関車の「ジョン・サウスランドⅡ号」。最初はこれに乗ることに。
駅舎やホームもなかなかいい雰囲気でしょう。子どもは見とれて立ち止まっては、お母さん促されて駆け足で追いかけます。
森をのんびりと抜ける約10分間の列車の旅。途中、トンネルや鉄橋もあって子どもは大喜びである。カナダ村は小川が流れて、水遊びが楽しめる。いくつもの間欠型の噴水を使った水遊びコーナーで大はしゃぎ。
当然こうなります(笑)。
随所に整備された庭園はちょうど晩夏の様相。最後の緑や花々を楽しませてくれました。
こういう石造りの段々も危なげなく渡れるようになったね。
いろいろな遊具をおいた公園もある。蒸気機関車型の遊具の先頭に陣取ってその気に浸っている。
こちらはちょっと変わったすべり台。頭をぶつけないようにね。
朝食バイキングのおかげでさほど空腹ではなかったものの、少し疲れたのでローズガーデンにあったカフェで休憩することに。

ローズジャムのパンケーキと、子どもにはローズフレイバーのソフトクリーム。なんちゅう食べ方しとるんじゃ君は(内側のクリームをなめ回しているところです、お恥ずかしい...)。
園内を歩いて日本庭園を目指す。幸いちょうどよい気候に恵まれ、程よい高低もあって気持ちのいい散歩道。
日本庭園にある菖蒲の池には鯉がいて、エサをあげることができるのですが、やってみたところこの有様に。よっぽど腹空かしてるんだね。これまで見たこともないある意味衝撃的な光景でした。アップの写真や動画も撮ったが掲載はやめときます。
カナダ村の池にはカモもいます。こちらは優雅に上品に。
そして再びロムニー鉄道でイギリス村のゲートに戻ることに。

今度は蒸気機関車「ノーザン・ロックⅡ号」で一番前の客席に乗車。石炭の匂いとボイラーの熱気に、運転手さんの操作もばっちり観察できていい雰囲気でした。
ホントにこの写真だけ見るとイギリスかカナダみたいでしょ。
というわけで、駆け足でしたが初秋の修善寺の旅はこれにておしまい。帰りもちょうど上りの直通特急に間に合い、自由席でのんびり帰路に。子どもはまだ興奮冷めやらぬ様子であります(笑)。
楽しかったね。やっと秋を感じる気候になってきたなあ。

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